2017.03.17
「WEフェスタ春2017」に出展しました!
2017年3月12日、横浜市中区横浜産貿ホールで開催された「WEフェスタ春2017」に、JCSNがブース出展しました。
WE21ジャパン・グループは、39のNPOによって構成され、チャリティーショップ「WEショップ」をそれぞれの地域のNPOが運営しています。WEショップは神奈川県を中心に56店舗あり、WEフェスタはそれらが力を合わせて開催する一大イベントです。
会場は山下公園横の広くて明るい展示場です。今回で13回を数え、すっかりお客様に定着して楽しみにしている方が多く、11時のオープン前には200人近くが入口に並んでいました。入るとまず見えてくるのが「バザール会場」です。衣類、雑貨、くつ、バッグ、着物など、WEショップのイメージカラーであるオレンジで統一されたスペースに、とてもきれいに陳列されていました。「バザール会場」はいつも人がいっぱいで、大変熱気にあふれていました。
奥にはリメイク品のコーナーがあり、リメイクのワークショップも開催されていました。和服などのはぎれを使った作品づくりに、参加者の楽しい笑顔とおしゃべりがあふれます。左手に進むと関連する団体の販売スペースです。JCSNの会員である「エコメッセ」「オックスファム・ジャパン」「セカンドハンド」のチャリティーショップのほか、関連する多様な団体のブースが並んでいました。
さらに奥に進むと、ステージやお休み処のある「イベント会場」です。WEショップの支援先の活動展示、フェアトレード品の販売のほか、3.11を忘れないイベントとして「復興支援マルシェ」、災害時の炊き出し「すいとん」の販売などがあり、楽しいだけでなく、活動を知り、立ち止まって考えてもらえるような内容もしっかりと盛り込まれていました。
「こどもコーナー」では、南北コリアと日本のこどもたちの絵の前で、小さな子どもたちがボランティアと一緒に手遊びをする様子も見られ、誰でも参加できるあたたかな雰囲気が会場を包んでいました。
JCSNではこの「イベント会場」に展示をし、ステージでミニ講演をしました。
展示では、スペースに足を止めていただいた方にチャリティーショップのしくみを紹介したり、「WEショップを利用されていますか?」などとお尋ねしました。普段利用されている方は、逆にその方が感じるチャリティーショップの魅力を教えてくださり、こちらがなるほどと気づきをいただけるほどでした。
20分のミニ講演は、JCSNの共同代表である新田恭子が、イギリスやカナダなど海外のチャリティーショップの様子を写真で丁寧に紹介し、皆さんはその規模と機能性に驚いていらっしゃいました。
「WEフェスタ」は販売よりも、WEショップとその活動を知っていただくことを主目的として開催されているそうです。その想いが随所にあふれたフェスタでは、100人余りのボランティアの皆さんがいきいきと動いていました。
あらためてWEショップを含め、「チャリティーショップを知っていただく」という共通の目的のもとにJCSNメンバーが集っていることを感じた、つながりと一体感のあるイベントでした!
(レポーター/中部リサイクル運動市民の会 庄司里美)